「オロナイン」自体は知らない方はいないというくらいに有名な軟膏ですが、オロナインパックって何?と思う方は多いかもしれませんね。
オロナインパックとは、文字通りオロナインで顔をパックするスキンケア方法です。
汚れがスッキリ取れた! 肌がきれいになった! などの感想も多く、インターネット上でもブームになったことがありました。
でも、オロナインというのはそもそも怪我をした時などに使う薬ですよね。それでパックして、どうしてすっきりと汚れが取れた感じがするのでしょうか?
その秘密は、オロナインに含まれているクロルヘキシジングルコン酸塩液にあります。これは抗菌、殺菌を期待できるもので、そのおかげで怪我を治すこともできるわけです。オロナインの効能の1つにはニキビの改善も含まれているので、オロナインパックをすることで肌トラブルを改善することができるのでしょう。
また、オロナインにはオリブ油も含まれている。オリブ油とは要するにオリーブオイルのことです。オリーブオイルはクレンジングなどにも使われているくらい角栓の除去に向いている成分です。
つまり、オロナインには肌トラブルを改善させる成分と、角栓などの汚れを取り除くのに向いている成分の両方が入っているのです。そのため、肌がきれいになった、汚れが取れたという結果を得ることができるのですね。
オロナインパックってどうやるの?
それでは、具体的にオロナインパックのやり方をご紹介します。まず、オロナインパックを行う際に用意しておきたいものは、毛穴パックシートです。
オロナインと一緒に手元に用意しておきましょう。
1.顔全体をぬるま湯で洗います。
2.水気をタオルでふき取ります。
3.オロナインを顔全体に塗っていきます。
この時、毛穴の汚れが気になっているところは特に丁寧に塗っておくのがポイント。
塗り残しのないように額、鼻、頬、顎と順番に塗っていってください。
4.顔全体に塗り終わったら、そのまま約10分。
時間が経ったらいつも使っている洗顔料で顔を洗いオロナインを落としてください。
顔を洗い終わったら、ここでようやく毛穴パックシートの登場です。
5.毛穴パックシートを使う。
通常の使用通り、乾いたパックシートを外してみると、毛穴の汚れがごっそりと取れているはず。
6.化粧水で保湿する。
7.乳液を使用する。
シートを外した後は、水で顔を冷やしたり化粧水でしっかりと保湿したりするなどケアをしておいてください。
乳液で蓋をすることで、さらにしっかりと保湿することができるでしょう。
これでオロナインパックは終了です。コストも手間もかからないのがオロナインパックの良いところですね。
ちょっと待って! オロナインパックをやる前に確認したいこと
コスパも良くて手間もかからないオロナインパックは一見すると良いことばかりのようですが、行う際には注意しなければならないこともあります。
特に、オロナインパックを行うのに向いている人向いてない人もいますので、これからやってみようと思っている方は、自分がオロナインパックをやるのに向いているのかどうかを必ずチェックしてからやってみてください。
オロナインパックと毛穴パックシートを併用して使うと肌に痛みを感じる場合があります。
これは肌が敏感な方に多く現れる症状で、オロナインと毛穴パックで無理矢理角栓を除去していることから起こる痛みです。
もしも痛みが出た場合は、肌を冷やしたり保湿をしたりしてみてください。
また、オロナインパックはやり過ぎると、毛穴が開いてしまう原因になったり、肌にとって大切な皮膚常在菌という菌までも殺してしまう恐れがあります。
こうなると肌トラブルを引き起こしてしまうので、オロナインパックは月に一度程度の頻度で行うようにしましょう。
やり過ぎは厳禁です。
注意点からもわかるように、オロナインパックは比較的刺激の強いスキンケア方法です。
そのため、乾燥肌や敏感肌のような肌の弱い人や荒れやすい人には向いていません。
無理に行うと肌荒れの原因になることもあるので注意してください。
反対に、オロナインパックに向いているのは肌が強い人です、中でもオイリー肌で悩んでいる方に最適と言われています。
過剰な皮脂をオロナインパックで取り除くことで、毛穴の黒ずみなどを改善することができるとも言われていますが・・
しかしその後のケア不足などが原因で逆に毛穴が開いてしまい、黒ずみを悪化させる恐れもあります。
オロナインパックなどの自己流のケアは手軽で安価にできるため人気がありますが、きちんとアフターケアができなかったり自信がない場合は
自己流のケアに頼るよりも毎日のスキンケアを見直すことをおすすめします。
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