
ある日違和感があるなと思ったらあっという間に痛くなってくるのが口内炎です。
誤って口の中を噛んでしまった時に、しまった!と思う人も多いでしょう。
出来ればなりたくない、もしなってしまったら早く治したいですよね。そこで口内炎の種類や治療法、予防について調べてみました。
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口内炎の種類とは?

アフタ性口内炎
一番多い口内炎です。先ほどお話した「誤って口の中を噛んでしまった」ことが原因です。
患部と他の箇所が接触することで強い痛みを感じ、放置していても1-2週間で自然治癒します。
カタル性口内炎
歯周病などの口内衛生環境が悪い場合や、やけどが原因となる口内炎です。
口内がざらざらとし、痛みは強くありませんが、慢性化することがあります。
慢性化した場合は口臭が出ることもあり、治療が必要です。
カンジタ性口内炎
口内に常駐しているカンジタ菌が薬剤投与や免疫低下によって増えすぎることが原因の口内炎です。
白い苔のようなものが口内に付着し、ひりひりとした痛みを感じます。
免疫力の弱い高齢者や乳幼児がかかりやすく、口内環境の改善が必要です。
ウイルス性口内炎
ヘルペスウイルスで起きるものや手足口病、ヘルパンギーナなどがあります。
発疹は数箇所に及び、発熱や食欲低下などの症状を伴うことがあります。

いずれも病院での治療が必要です。
特に手足口病とヘルパンギーナは他人に移りますので注意して下さい。
口内炎ができたらどうする?受診は何科?
口内炎は放置をしていても治ることが多いため、何もしないという方もいらっしゃると思います。
ただし出来た場所によっては早急に治さなければいけない必要性が出て来ることもあります。
私は以前人と話すことが重要な仕事をしていた時に舌の奥に口内炎ができてしまい上手く喋れなくなってしまったことがありました。
口内炎ができたら病院を受診するのが良いとは思いますが、なかなか行かれなかったりします。そんなときに心掛けるといい事を紹介します。
それは「うがい」です。もちろんうがいだけで治るわけではありませんが、うがい薬か塩水でのうがいは効果があります。
うがいをする際、通常は喉に液が行くようにしますが、口内炎を早く治したいのが目的の場合は口内を清潔にすることが目的なのでぶくぶくをするような感じで行っていただければよいと思います。
そして「口内炎用の軟膏」も使用した方がいいです。病院で処方してもらいますが市販のものでも対応出来るかと思います。
私は3日でほぼ痛みがなくなりましたので早く治したい時にはうがい+軟膏をお勧めします。
そして規則正しい生活をし、出来るだけ睡眠をしっかり取るよう心がけてください。
口内炎は耳鼻咽喉科・皮膚科・歯科・口腔外科・内科などで受診できます。

案外知らない人が多いのですが歯科や口腔外科だとレーザー治療をしてくれる所もありますのでおすすめです。
口内炎は口の中の粘膜の病気なので当たり前といえば当たり前?いずれにせよ口内炎の診察を行っているか事前に確認をしてから受診して下さいね。
口内炎になったときにやってはいけないことは?
まず一つ目は喫煙です。口内炎はそもそも過剰喫煙で起きることがあり、既に起きている場合はタバコを吸うことで口内炎が悪化する恐れがあります。
二つ目は刺激物の摂取です。熱すぎるもの、冷たすぎるもの、香辛料、炭酸、アルコール、塩分が強いもの、スナック菓子などはいずれも刺激物なので避けたほうがよいでしょう。
口内炎が悪化すると病気のリスクが上がります。舌ガンの確率も上がりますので注意してください。
口内炎を予防するには?
口内炎予防にはビタミン摂取が良いと言われています。食生活の改善はとても大事です。
具体的にはビタミンB2とB6を取ることを心がけましょう。
全てが補えるのは牛、豚、鳥のレバーです。レバーが苦手な場合、摂取するのと良い食品は下記の通りです。
ビタミンB2:海草、青魚、卵、乳製品、きのこ類など。
ビタミンB6:鶏のささみ、マグロ、カツオ、バナナ、焼き海苔など。
この二つのビタミンは体内蓄積できないビタミンなので状況によってチョコラBBなどのサプリメントを併用するとよいでしょう。
次に唾液の量が減り、口が乾燥することもよくありません。水分をとったりガムを噛むよう心がけましょう。唾液が分泌され、乾燥がやわらぎます。
何より一番大事なのは疲労をためずに十分な睡眠をとることです。できるだけ体調を整え、免疫力と抵抗力を上げるようにしましょう。
口内炎は疲れのサインとも言われます。寝る間も惜しいほど忙しいという場合もあるかもしれませんが、健康の尊さには変えられません。
疲れ緩和のためにも出来る事から一つずつ、ぜひ実践してみて下さいね
口内炎がなかなか治らないのは?他の病気の可能性?

1番多い口内炎、アフタ性口内炎でもほおっておいても1~2週間で自然治癒します。
その他の生活週間を見直してもなかなか治らない場合は他の病気の可能性もあるので必ず病院を受診することをおすすめします。
目安としては3週間たっても治らない。何回も繰り返し再発する。
他の部位(口の外)にも広がってきた!
発熱や倦怠感がある。
などの症状がある場合は口腔外科などで相談されることをおすすめします。くれぐれも自己診断しないようにして下さいね。
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