パッチを飲み込んだらどうなる?体に害はない?
季節の変わり目など油断していると出来てしまう口内炎。もう、何をしても痛い!思うようにご飯も食べられないし、気になるからイライラする!
そんなときの救世主が「口内炎パッチ」ですね。ドラッグストアでも購入できるので、使用した方も多いのではないでしょうか。
でも、「はがれてしまう」「起きたら口の中からなくなっていた!」という話を聞くのも事実。そこで今回は口内炎パッチについて調べてみました。
(出典 写真AC)
「口内炎パッチは名前の通り「貼る」口内炎、舌炎治療薬です。患部を刺激からしっかりカバーし、有効成分がだ液で流れず、口腔内ですぐれた付着力をもつため、効果的な治療ができます。
大正製薬「口内炎パッチ大正A」
口内炎パッチにはステロイド系と非ステロイド系がありますが、どちらもドラッグストアで市販されています。種類に違いはありますが、どちらも「口にぴたっと貼って密着させることで、だ液などの接触を防ぐ」というのは一緒です。
口内炎パッチがはがれて飲み込んでしまった!
実はよくある悩みのようです。
「さっき間違って口内炎パッチを飲み込んでしまったんですが急いで病院に行った方がいいですか!?」
「それとも放置しても全然問題無いですか?」
yahoo知恵袋より
説明書にははがれて飲み込んでしまった場合の注意点が記載されていない商品もあるため、焦ってしまう方も多くいるようです。
しかし、もともと口腔内で使用するためのものですので、飲み込んでしまっても問題はありません。
薬の成分が体に害をおよぼすこともなく、体内から排出されます。
私も何度が使用し、飲み込んだこともありましたが、特に問題になることはなかったです。調剤薬局の薬剤師さんからも「たまにそう言った聞かれますけど問題ないですよ~!」と笑ってお話しされていました。
ということで飲み込んでしまっても体に害はありません。
とはいえ、気が付いたら口からなくなり、飲み込んでしまうと驚きとショックがあるのも事実。
はがれてしまう要因には「貼り方」もあるようです。
説明書には「患部の水分・だ液などを軽くふき取る」「指で数秒間おさえ、そっと離す」となっています。適度に水分が残っている状態で貼り付けるのがベストです。
うがいをしたあとすぐにつける人もいますが、水分が多すぎるとすぐはがれてしまいます。また、逆に気にしてティッシュなどで拭きすぎると水分がなくなるので貼りつきません。
この基本をきちんと守ることが、はがれにくいコツになるのです。
食事や寝るときはどうする?
出典:写真AC)
パッチをつけている間は痛みからしばらく遠ざかることができますね。でも食事の際や寝るときの誤飲が多いようです。
やはり食事の際はとれることが多いです、口を動かすのでどうしてもはがれやすくなりますね。しかしそれも覚悟でつけています。何しろ、食事の際が一番痛いですから。非常に難しいですがなるべく患部側で噛まないように心掛けます。
口内炎にとって、塩分などの接触は悪化の原因の一つにもなりますのでパッチで防ぐことは有効になります。
ただ、口内炎の治療の基本は「口腔内を清潔にすること」食事のあとはきちんとうがいをして(うがい薬でうがいするのも効果的)場合によってはつけ直すことも大切です。
朝起きたらパッチがない!寝てもはがれないようにするには?
寝ているときに口呼吸になっている人は、口の中が乾燥しやすくなっています。そうなるとパッチの近くの水分がとられはがれやすくなってしまいます。起きたらなくなっている、というトラブルになるもとです。
あと意外に多いのが、寝ているときに舌でいじってしまう方。これに関しては寝ているときなのでなかなか防ぎようはありません。朝起きてついていたらラッキーと思うしかありませんね(笑)
筆者は寝るときにマスクを使用し、なるべく口の中が乾燥しないようにしています。そうすることではがれることは減りました。朝まで密着していると治りが早いような気もします。
はがれ予防に完全ではありませんがマスクで対策は手軽にできるので試してみてください。
口内炎パッチは5歳からとされているので、お子様に使用される方もいらっしゃると思いますがいじってはがしてしまうお子様が多いようです。0.1mmで気にならない、とは言いますがお子様にとっては気になる存在のようです。飲み込んでしまっても問題はないのですがあまり嫌がるようなら塗り薬に変えるのも一つの手ですね。
うちの子には「これ、朝まで残ってるとあっという間に治るんだよ~」とおまじないをかけてつけています。そうすると、不思議と朝まで残っていることが多いです。
口内炎が治らない間は、どうしてもブルーになってしまうことが多いもの。早く治しておいしく食事をとるためにもパッチを上手に使いたいですね!
もちろん、口内炎を早く治すために、十分な睡眠と栄養、口の中をキレイにすることをお忘れなく。